自律神経LAB.

自律神経のメカニズムや自律神経の整え方、自律神経機能を向上させる商品のご紹介

自律神経LAB. | 自律神経、迷走神経の専門情報サイト > 迷走神経活性化(耳ケア) > 経皮的耳介迷走神経刺激は睡眠不足下パフォーマンスを改善する

経皮的耳介迷走神経刺激は睡眠不足下パフォーマンスを改善する

経皮的耳介迷走神経刺激(taVNS)は睡眠不足のパフォーマンスを改善する

睡眠不足が認知機能に障害を引き起こすことは、よく知られています。

十分な睡眠が取れていないと注意力、処理速度など、認知能力のさまざまな側面に影響を及ぼします。

耳介迷走神経刺激は認知能力を向上させる効果がある

これまでの研究で、耳介迷走神経刺激(taVNS)は認知能力や注意力を改善させることがわかっています。

そこで、経皮的耳介迷走神経刺激は睡眠不足の影響を軽減する効果もあるのか、2つの実験が行われました。

1つめの実験では、35人の参加者が一時記憶能力の測定する方法であるNバックタスクを2日間行いました。

タスクを終えたのち、参加者を24時間の覚醒状態にさせました。

その後、参加者はランダムでtaVNSまたは耳たぶ刺激(アクティブコントロール)を受け、

再びNバックタスクを完了させました。

すると、taVNS を受けた参加者は、耳たぶ刺激を受けた参加者と比べて正確率を大幅に向上させました。

2つめの実験では、30人参加者に精神運動覚醒タスク(PVT)を完了させ、

32人の参加者に二日間Nバックタスクを完了させました。

彼らはtaVNSまたは耳たぶ刺激を受け、一時間後すぐにNバックタスクとPVTタスクを完了させました。

結果は同様に、taVNS を受けた参加者は、耳たぶ刺激を受けた参加者と比べて正確率を向上させました。

ただし、taVNS は PVT パフォーマンスを向上させたわけではありません。

taVNS は認知能力を向上させて、急性睡眠不足に対する強力な介入となることが示唆されます。

詳細は下記よりお読みいただけます。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0166432822005162

末武 信宏Nobuhiro Suetake

医師・医学博士(M.D. ,Ph.D.)
さかえクリニック院長
第88回日本美容外科学会会長
日本美容外科学会認定専門医
順天堂大学医学部病院管理学非常勤講師
一般社団法人 日本肺活協会理事
一般社団法人 先端医科学ウェルネスアカデミー副代表理事
一般社団法人 日本美容内科学会理事
サイエンス・アーティスト

監修者紹介