
ジェンダード・イノベーションとは、性差による分析を用いて研究や開発に革新をもたらすという意味です。性別を意識することなく平等に扱っている研究分野においても、男性を主体とする内容になっていたり、研究員自体に女性が存在していなかったりなど、ジェンダーの視点においては欠けている場合も多くなっています。そのような研究の場にこそ、ジェンダード・イノベーションが必要です。
ヘルスケア分野におけるジェンダード・イノベーション
男女の性差は当然、身体の構造において外せない視点となります。生殖器官が違い、骨格や筋肉、脂肪のつき方など、個人差もありますがそれ以上に男女の性差が大きく関わります。そのため、病気への罹患率や症状の出方、メンタルヘルスの分野などにおいても性差が重要で、治療方法や補法する薬などにも気を遣う必要があります。
女性特有の健康上の問題で良く上げられるのが月経や更年期障害です。月経は女性特有かつ、閉経までの間ずっと付きまとう問題であり、月経痛などの症状をやわらげる薬や副作用の少ない安価なピルの開発などが必要になります。
一方で、更年期障害は女性の閉経に伴うホルモンバランスの変化によってもたらされるという認識が一般的であり、実際に多くの女性が悩まされる問題でもあります。しかし、近年では男性の更年期障害にも注目が集まっており、女性だけではなく男性にとっても症状を緩和させる対策が必要になっています。もちろん、性差によって必要な処置は異なってきます。
株式会社パワーインタラクティブが運営するサイトにおいて、ジェンダード・インベーションについて下記のように語られています。
JIの発想を持つことは、企業競争力を高める重要なファクターの1つです。なぜなら、性差分析を行って研究開発した商品・サービスは、患者やユーザーのQOL(生活の質)を高め、満足感を与えるからです。
そのため、リピート率が高まり、市場から選ばれる強い商品・サービスになっていくはずです。近い将来、ヘルスケア業界をはじめさまざまな分野でスタンダードになるとみられているJI。その重要性を理解し、JI視点を備えたマーケティングに取り組む必要があるでしょう。
全文は下記よりお読みいただけます。
https://www.powerweb.co.jp/blog/entry/2023/02/08/100000
