
肺は私たち人間の臓器の中でも特に重要な役割を持っており、私たちが当たり前にしている呼吸は、当然ですが生命維持に欠かせません。しかし、呼吸は当たり前に行われているからこと、健康上の問題としては軽視されている面もあります。
肺では、肺胞が吸った空気から酸素を取り込み、心臓から血管を通って全身に酸素を届けています。この時、十分な酸素を取り込めていないと毛細血管の隅々まで酸素が行き渡らず、末端の細胞が酸欠状態になってしまいます。
そうなると冷え性やむくみのような症状が現れ、その他に脳も酸欠状態に陥り頭痛やぼーっとするなどの体調不良の原因にもなります。
さらに、酸欠状態に陥るとより多くの酸素を得ようと呼吸の回数が増え、呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸は自律神経バランスを崩す原因にもなっており、そこからまた全身に体調不良が現れる悪循環となっています。
さかえクリニック院長末武信宏監修、順天堂大学医学部教授小林弘幸著の『最高の体調を引き出す超肺活』において、以下の通り記されています。
肺を鍛えることは、自律神経の視点からも大きなメリットがあります。
実は、呼吸こそ、自律神経を直接コントロールできる数少ない手段なのです。
肺活力を高め、ゆっくりと深い呼吸で自律神経を整えれば、呼吸器系のみならず、体調に間違いなく好影響を与えることができるでしょう。
