
肺の機能は20代から衰え始めると言われています。特に喫煙者は肺機能の低下が進みやすく、40代を過ぎると一気に肺の衰えが進む場合もあります。
肺で酸素を取り込んでいる肺胞は、一度壊れてしまうと元には戻りません。そのため、いかに酸素を上手く取り込んでいくかが非常に重要になります。
肺のトレーニングとは
壊れた肺胞を戻すことはできませんが、肺を鍛えることで、呼吸機能を向上させることはできます。
酸素を取り込むのは肺胞の仕事ですが、肺を動かしているのは呼吸筋の仕事です。肺は胸骨や肋骨などの胸郭と呼ばれる骨格に囲まれており、胸郭を取り巻く斜角筋・横隔膜などの呼吸筋によって膨張と収縮を繰り返しています。これらの筋肉の働きによって胸郭の可動域が広がると、肺に取り込むことができる空気が増え、酸素の供給量も増えることになります。
さかえクリニック院長末武信宏監修、順天堂大学医学部教授小林弘幸著の『最高の体調を引き出す超肺活』において、以下の通り記されています。
「肺を鍛える」とは、呼吸筋の柔軟性を高めて、スムーズに胸郭が拡張するようにすることを意味します。
胸郭の動きがスムーズになると、ゆっくりと深い呼吸ができるようになります。
すると、肺胞から取り込める酸素量を増やすことができるのです。
