
迷走神経を刺激するにはいくつかの方法があります。
以下はCleveland Clinicの運営するサイトを参考にした、迷走神経を刺激する5つの方法です。
https://health.clevelandclinic.org/vagus-nerve-stimulation/
瞑想
瞑想には心を落ち着かせ、呼吸を整える効果があります。からだの力を抜いてリラックスし、ゆっくりと息を吸って、吸った時の倍の時間をかけてさらにゆっくりと息を吐くことで、副交感神経を刺激し、心拍数を下げる効果があります。
呼吸は迷走神経を整えるのに非常に重要な要素で、瞑想以外でも普段から意識することでより効果を発揮することができます。
瞑想以外でもヨガなども同様に役立ちます。日常的に呼吸を意識することが難しい人は、瞑想やヨガを行う習慣を作ることで迷走神経を刺激し、心身の健康を保つことができます。
運動
運動をして体を動かすことも迷走神経を刺激する効果があります。ダッシュを短い間隔で繰り返すインターバルトレーニングや、ランニング・スイミングなどの持久力トレーニングは、迷走神経の活動を増加させ、心血管機能や呼吸機能のバランスを整える作用があります。
マッサージ
ツボ押しなどのリフレクソロジーやマッサージは緊張状態をほぐす効果がある他に、血圧を下げるような効果もあります。手首足首を回したり、手や足の裏をもみほぐしたり、つまさきを前後に伸ばしたりなど軽いマッサージをするのがおすすめです。
また迷走神経の集まる耳の耳介を直接刺激することで迷走神経を活性化させ働きを高めることができます。専用のデバイスの開発もされているため、それらを利用するのも有効です。
音楽
音楽は私たちの精神にさまざまな影響を与えてくれます。落ち込んだ気分を高めたり、やる気が向上したり、逆にいらいらした気持ちを静めてくれたりもします。これらには迷走神経が関わっているとされていますが、音楽が迷走神経に与える影響についてはまだ研究の段階です。
迷走神経は声帯や喉の奥の筋肉に接続され、内耳を通過し耳介などに集中しています。このことから、鼻歌を歌ったり、穏やかな音楽や自分の好きな音楽を聴いてみることで、迷走神経を刺激する可能性があると考えられています。
冷水浸漬
近年、SNS上で氷水に頭を浸したりかぶったりしている場面を見たことがあるかもしれません。
冷水浸漬とは文字通り冷たい水に体の一部を浸すことです。これにより溜まった熱を冷却し、心拍数を遅くしたりストレスを解消する効果があるとされています。急激な温度変化は迷走神経に対するよい刺激になる場合もあります。
迷走神経を刺激する利点
以下はCleveland Clinicの運営するサイトから一部を抜粋し翻訳したものとなります。
迷走神経は、さまざまな方法で精神的および肉体的健康に影響を与えます。VNSまたは迷走神経を刺激する非侵襲的な方法のいずれかを使用することにより、次のことに役立ちます。
- てんかん患者の発作を最小限に抑えます。
- うつ病を治療します。
- あなたの感情を調整します。
- 血圧を下げます。
- 心拍数を下げます。
- 炎症を軽減します。
- 片頭痛や群発性頭痛を治療します。
あなたの迷走神経はあなたの体で強力な役割を果たしています。迷走神経を強くバランスよく保つことで、さまざまな感情的および生理学的症状により効果的に対応できます。
「あなたはバランスを取りたいのです」とエステマリク博士は言います。「つまり、あなたは速い鼓動の心臓もゆっくりと鼓動する心臓も持っていません。心血管機能と呼吸機能を調節することがすべてです。」
サイトの全文は下記よりお読み頂けます。
https://health.clevelandclinic.org/vagus-nerve-stimulation/
