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更年期にどうして自律神経失調症のような症状が起こるのか 

更年期障害の症状の中には自律神経失調症のような症状が起こる場合があります。

自律神経失調症の症状には身体症状と精神症状の2種類があります。身体症状では動悸・発汗・めまい・ほてり・頭痛・胃痛・腹痛・下痢・吐き気・ふるえ・筋肉痛・喉のつまり感・息切れ・食欲不振・全身倦怠感などの身体の器官に直接的な不調が現れます。精神症状では抑うつ・不安・解離・過覚醒・睡眠障害などメンタルに不調をきたし、場合によっては身体症状よりもつらい場合もあります。

上記のような自律神経失調症の症状、特に身体症状には、直接的な原因がなく、例えば胃腸の内視鏡検査や、レントゲン、血液検査などでも原因を特定することができません。臓器や筋肉などに原因がなく、自律神経のバランスの乱れによるものとなっています。

そして、このような症状が更年期に現れる場合があるのです。その理由とはいったい何なのでしょうか。

オムロンヘルスケア株式会社の運営するサイトにて下記のように回答がされています。

更年期の症状は、「女性ホルモンの低下」「生活環境(ストレス)」「その人の性格」の3つの要因がトリガーとなって起こりますが、その中には、自律神経の不調による症状が含まれます。それはなぜだと思いますか?
まず、女性ホルモンの分泌量をつかさどっているのは、脳の視床下部と脳下垂体というところです。特に視床下部は、血流、血圧、心拍、発汗、体温などに関わる自律神経や内分泌系、免疫系、感情などもコントロールする働きをしています。
ところが、閉経が近づくにつれて卵巣機能が低下し、女性ホルモンが減少してくると、脳はホルモンをなんとかして回復させようと頑張ってしまうのです。視床下部から脳下垂体、そして卵巣という流れで、「もっとホルモンを出せ!」と命令を出します。しかし、卵巣はもはやその指令に答えることができないので、脳は混乱し、暴走をはじめてしまいます。その影響を受けて、自律神経のバランスや感情面、免疫系の働きなども一緒に乱れてしまうというわけです。
更年期の症状と自律神経失調症の症状がとてもよく似ているのは、こうした理由からです。

全文は以下よりお読み頂けます。
https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/menopause_Q10.html

末武 信宏Nobuhiro Suetake

医師・医学博士(M.D. ,Ph.D.)
さかえクリニック院長
第88回日本美容外科学会会長
日本美容外科学会認定専門医
順天堂大学医学部病院管理学非常勤講師
一般社団法人 日本肺活協会理事
一般社団法人 先端医科学ウェルネスアカデミー副代表理事
一般社団法人 日本美容内科学会理事
サイエンス・アーティスト

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